FC2ブログ

職員研修の重要性④

2014.07.07 08:42|介護 福祉
みなさん、おはようございます。
いかがお過ごしでしょうか。

昨日天気予報で見たのですが、はるか南に台風が発生したそうです。九州上陸するとか。
まだ7月、普通は8月から台風は日本に来るのですが・・・・・

それでは今回も本題に参りましょう。

前回は、職員研修の重要性と題して外部の人に与える影響について皆さんと一緒に考えてきました。
今回もその津拭きについて皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

今回は、コミュニケーションの重要性をリスクマネジメント(危機管理)と関連づけて研修の重要性を考えていきたいと思います。

今、職種を問わず、傾聴・職場内のコミュニケーションが叫ばれています。特に福祉業界はこのスキルは必要不可欠ともいえます。
逆に言うと厳しい言い方ですが、このスキルを持たない者は福祉の職場で働く資格がない!とトトロは思います。

コミュニケーションができていないとどういったことが起こるのでしょうか。
・職員とのホウレンソウ(報告・連絡・相談)ができなくなり、利用者の情報を共有できなくなる
・情報の共有ができていないばかりに、利用者との認識のずれが生じる
・情報の共有ができていないと時に介護事故につながる。

と言ったことが生じるのです。

コミュニケーションができていないばかりに認識のずれが生じるおそれ、また介護事故につながる恐れについてここにボランティア体験記の中で気になった記事を抜粋してみたいと思います。
ボランティアを始めてから、気づいたことがあります。

若年、中高年、スタッフの皆さんの年齢は様々ですが、「利用者さんは、日々老いていく」という現実に、悪く言えば「鈍感」な方が少なからず多いということです。
それは日ごろお年寄り、といわれる利用者さんに囲まれてお仕事をしておられるので気づけない気付かない環境という現実があります。しかし、一番敏感であるべきだということです。

私ごとですが、母が六人兄弟の末っ子で長女~末っ子で「二十年」の歳の差がある環境で育ちましたので、法事やなにかしらのことで兄弟姉妹集まった時の雑談が、幼い私には印象的でした。(私にとっては高齢の叔父叔母です)

子供が独立する、すると話題は結婚の話です。どんなふうに嫁、婿と接すればいいのか、嫌われない姑、舅になりたい。世代間のジェネレーションギャップの話で盛り上がる。

そして孫が生まれると、今度は孫の話です。孫の心配の話や近況で盛り上がる。

そして最後が「老い」の話です。健康食品の○○が健康に良い、とか、五十代までなんともなかったのに最後のひと踏ん張りが、六十代ではきかなくなってくるのはどうしてだろう?
また七十以降ですと、やはり認知症は嫌だ、ということ、足腰の辛さ・・。
この頃忘れっぽくなってきた、ボケを防ぐにはどうしたらよいのだろう、施設ってどうよ、という話です。

昔は部屋のすみで聞き流していましたが、大人になるにつれて、そういう話の意味がひとつひとつわかってきました。
それは確実に人は老いてゆくということ。そして晩年になればなるほど、一日、一日の重みが若いころと違うという事です。

私が通っている施設でもみなさんお元気ですが、それはかわりません。
施設に高齢の方がおられます。半年前までは、お風呂あがりでもなんとか三枚習字ができておられました。

しかし、この頃は、のぼせて書けないのですみません、と言ってこられるようになりました。

スタッフは、「いつも書いておられたではないですか、書いてください」、と言われますが、その方は加齢の小さな積み重ねで集中力が確実に落ちつつあり、老いてゆかれているのだということにスタッフは気づいていないようでした。

それで私は、無理は危険だと思い、なんとかお風呂とお習字の順番を逆にできないか、ということを提案し、スタッフと考えて、その方が、なんとかまた習字ができる環境を整えられないか、現在模索しているところです。

では、施設に通わせている家族はどうなのでしょうか?
無論、「老い」には敏感です。家族が確実に老いてゆくことに、一抹の悲しさと、まだまだ元気で過ごしてもらい
たい、と強く願っているからこそ、施設に通わせていると言っていいと思います。


スタッフは、老いに鈍感、家族は逆に敏感。とすれば、両者の見当違いが引き起こす大変な状況もでてくるかもしれないということです。以下に起きうる例をあげてみました。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Aさん現在80歳。
この頃いつもは血圧が低かったのに、乱高下しつつ高くなりつつあり、家族は心配しています。楽しみにしている施設での入浴を、その日は、いつもとなにか違う気がした家族は念のためスタッフに「今日は入浴をやめさせてほしい」と連絡をします。
そして入浴の時間がやってきて「お風呂に入りたい、大丈夫だ!」とAさんがしきりに言うのでバイタルなどチェックして医学的に大丈夫だと判断したスタッフは、本人の意向を尊重して入浴をしてもらうことにして、入浴。そしていつもと変わりなく送迎を終えた。

その夜、Aさんは体調を突然崩し、緊急入院してしまった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

びっくりした家族が「家族がわざわざ、連絡したのに、これはスタッフが入浴をさせたせいだ」と、感情的になり施設の対応に怒りをあげたとしたら?最悪、亡くなった場合、訴訟沙汰にもなりかねません。


いかがでしたでしょうか。
もし、普段からコミュニケーションができていれば認識のずれhが起こることなく、このような最悪な事態を回避できることもできるのです。
仮にこのような介護事故につながる小さい事故(ヒヤリパットと言います)が起こったとしても普段から家族とのコミュニケーションができていれば、普段よくしてくれているのだからと裁判に持ち込まれるケースはまれなのです。

福祉業界におけるコミュニケーションがいかに重要がこれでご理解できたのではないかと思います。

職員のスキルアップのためのセミナー受講の重要性は利用者の安全を守るためでもあるのだということを頭の隅に入れていただきたいと思います。




トトロの仕事部屋では介護スキルアップに役立つセミナーを開催しています。
良ければ寄ってみてください。

パソコンサイトはこちら
スマートフォンサイトはこちら
携帯サイトはこちら

【トトロの仕事部屋】
パソコンサイトはこちら
スマートフォンサイトはこちら
携帯サイトはこちら
スポンサーサイト
最新記事

最新コメント

最新トラックバック

カレンダー

11 | 2018/12 | 01
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

月別アーカイブ

カテゴリ

リンク

プロフィール

トトロ氏

Author:トトロ氏
FC2ブログへようこそ!
1968年六月生まれ
倉敷市出身、現在は福岡市在住。
妻(あすか)と娘たち(猫二匹)と暮らしています。
高齢者福祉にたずさわって十六年になります。
福祉のことならおまかせください!

検索フォーム

RSSリンクの表示

トトロのブログ訪問者数

RSSリンクの表示

  • ページトップへ
  • ホームへ