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老老介護と介護保険⑤

2013.10.20 10:56|介護 福祉
みなさん、おはようございます。

このところやっと涼しくなってきましたね。いかすがお過ごしでしょうか。

先日の台風26号ですが、伊豆大島では土石流で多くの死者が出たことはみなさんもご承知のことだと思います。
被害にあわれた方、お悔やみ申し上げます。

すでに台風27号が日本に近づいており、前回と同じ被害が出ないことを祈るのみです。



さて今回も、本題とまいりましょう。


今回も前回の続きで老老介護に関して進めていきたいと思います。

老老介護に関して、介護保険の利用者の立場からあすかに語っていただきます。


老老介護、介護保険の見えない壁~利用者としての視点から(あすか)

トトロ氏がとりあげたように、現在老老介護の問題や、介護保険を利用しない家族が問題視されています。


私は介護保険制度ができて二年後にその制度を母の担当医ら検討しておいたほうがよい、と言われた経験があります。


母を介護するのは主に娘の私でしたので、家事などは娘の私で事足りていました。
ヘルパーに来てもらった方がよいのか?まだ元気だった母と何度も検討したのですが

「どんな方か分からないのに、家に来られて、家の事情などをたとえ守秘義務があったとしても、見えないところで話題にされるのではないか」

母はこの点で安心感が持てないようでした。
また当時、私が働かなくても経済的に困らなかったこともあり、娘の私にはなんでも言えるから、ヘルパーは必要ないと思っていたようです。


それで「福祉用具を借りるサービス」「デイ・サービス」「訪問介護」「介護タクシーの利用」
まずそれらを検討して導入していきました。当時は計画通りにすべてまわるだろうと思ったのですが・・


予定時間を大幅に過ぎても担当医がいつもこない現実。
母の急な状態の変化に、「計画通り」の介護タクシーは使えない不便さ。
それでやむなく「普通のタクシー代」を使って頼み込んで病院にかけこんだこともありました。

母は眼もわずらっていましたので「訪問の眼科のサービス」も受けていたのですが、看護師の処置悪いらしく、かなり負担になっていたので、そのサービスをやむなく取りやめることにもなってしまいました。


しかし母のストレスは軽減したので、娘の私の負担は増えるけれど辛そうな母を見るよりはましだ、と無理やり、疲れる自分に納得させていたと記憶しています。

ケアマネさんも、表と裏があるくせのある方でした。

「母をどこかで預かってほしいのだけど、介護は私ひとりなのでどの施設がよいか回る時間もないし分からないので、せめて評判を教えてください」と頼んだところ、返ってきたのは「施設の住所と連絡先」の紙でした。

「やはり娘さんが実際に問い合わせてみてください」と。

ただでさえ母の事や日々の雑事で時間が足りない状態なのに、どうやって施設を回ればよいのか、膨大な紙をみて途方に暮れてしまいました。

やむなく親戚に連絡を入れて相談すると「うちは病院から紹介されてつかっているのでよくわからない」親戚も介護に疲れているのでそれでおしまい。

誰かのお世話になれとみないうけれど結局どれが一番良い方法なのか、誰にも相談できず
(唯一の身内の弟は他県在住)
だんだん病状が重くなる母をかかえて、当時の私は、何がなんだかわからなくなってしまいました。



老老介護になったり、介護保険を利用しない方は、必ずどこかで「不信感」を持つであろう、出来事に遭遇されておられるのではないか、と感じています。
それが利用者しか分からない見えない壁です。

そして、日本人特有の「人様にお世話になるのは嫌だ。恥だ」という価値観もあると思います。
母もご近所に、「パーキンソン病、とは絶対に言うな」と私に厳命していました。

では、どうすればよいのか、ですが、利用者としての体験からいわせていただくなら、

・「信頼」できる、
・「安心して相談」できる、
・「的確にアドバイス」できる

この三拍子揃った人材が、どこの地区でも最低一人はいる必要があると思います。
そしてその人材を育てていくのも同時に急務だと感じています。




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1968年六月生まれ
倉敷市出身、現在は福岡市在住。
妻(あすか)と娘たち(猫二匹)と暮らしています。
高齢者福祉にたずさわって十六年になります。
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