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統合医療について②

2013.06.01 11:09|特集
皆さんおはようございます。



このところ急に暑くなってきていますが、皆さん、体の調子はいかがですか?

今年は特に気候の変動が激しいですので体が暑さについていないのではないでしょうか
 

それでは今回も本題に入りましょう。
前回の続きです。


体からのメッセージ

(川) 
これは治療家全般に言えることで、ヒーラーもそうですし、民間のホメオパシーを行う方もそうですけど、例えば患者さんが「効きません」と言うと、「それはあなたが治療を拒否しているからでしょう」と言う方がいるんですよ。


(記)
それは患者さんの体そのものが治療を拒否しているという意味ですか?


(川)
つまり効果がないのは自分のせいではないという言い方をするんです。

これは非常に問題です。・・・僕は、「治せるかどうかはわかりません。多分僕は治せませんけど、あなたが治っていくのを後ろから押してあげることはできると思いますよ。

治るのはおそらく自分の力になると思いますけど」という話はいつもしています。本当にそう思っているんです。
病気にしても、具合が悪くなるということも、そうなってしまった「必然」があるんです。

病気も体の苦痛も全て体からくる何かしらのメッセージで、「気づいてよ」と体が一生懸命訴えているような気がするんですね。
それに気づいてそこを是正してあげさえすれば、おそらく病気の症状の進行は止まるか、引っ込むか、するような気がするんです。



(記) 
情報を伝えることで自分自身で判断させていくというか。



(川) 
自分で判断させていく意味は大きいですね。「そうか人間はみんな死ぬんだ」と患者さんの口からそういう言葉が出ると、表情が緩むんですよ。

「そうですね」と相槌打ってあげる。でも僕は患者さんを脅すんです。
「でも、治療すると生きちゃいますよ、いいんですね」って。



(記)
そういう逆の言い方もあるんですね。



(川) 
これ、冗談じゃなくて、本当に臨床の現場で言う事があるんです。

例えば、末期がんの方が来ますよね。「死んじゃう、死んじゃう」「何とかなるんでしょうか」と大騒ぎして言うから、「大丈夫だと思うんですけどね。
助かっちゃうと生きちゃいますよ。生きちゃってよろしいんですか」と。それで笑いがとれたらこっちのものなんですよ。(笑)



(記)
なるほど。そう言われると、なんだか「この先生、何とかしてくれそう」って思いますね。



(川) 
患者さんがなんとかなると自分で思ってくれれば、それだけで随分と違います。


(記) 
本人が頑張るということですね。


(川) 
現代医学においては、医者も自分を守らなければいけないので「ダメだ」ということを言っておかないといけないんです。
そうでないと、「助かると言ったのに、助からなかったじゃないか」と言ってくるご家族もいらっしゃるわけです。

でも、それを逆手にとってもいいと思っているんです。それと「死なない」というのは無理な話。だから「僕も死にますよ」という話はするんです。「死なないのは無理ですよ。でも、一体幾つまで生きたいんですか」と。



(記) 
先生のそのユーモア、すばらしいですね(笑)


(新潮45 別冊 より)


次回も統合医療の続きです。



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倉敷市出身、現在は福岡市在住。
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