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介護の心得

2013.04.06 10:59|あすかの小部屋
ひさしぶりにあすかの小部屋のコーナーです。
今回は、もし介護をする立場になった場合についての心得について、お話をすすめていきたいと思います

介護問題は今、個人レベルでも社会的レベルでも大変な局面に来ています。

介護をするときについての注意点ですが、常に動機を大事にすることです

「人からよく思われたいとか、冷たい娘だと言われたくないとか、」そういう動機だと失敗することが
とても多いのです。

自分の力量でどこまでできるかを判断し、精一杯のことをする。

できることはできる、できないことはできない、と見極めることが大切です。

カウンセリングの実例ですが、若い娘さんだけが健常で、あと家族全員が病気という家庭がありました。

その子だけがひとり頑張って働いて、安いお給料で何とか家族を養っている状態でした。

「とにかく行政に相談しなさい、どこか施設などに入ってもらえないのか」
と尋ねると、「なかなか親が入ってくれない」と、肩を落とします。
それで「入ってもらいなさい。そうじゃないとあなたは立ち行かなくなる」と諭しました。

「あなたの状態は、みんな井戸に落ちた時にどうするかということだ。あなたも一緒になって井戸の中に入れば、みんなが死ぬことになる。井戸の外に出られる体力があるうちに、あなたがまず外にでなさい。出たうえで
家族にロープをおろしなさい」と話したのです。

介護施設をいたずらに避けるのは、預けるほうに、どこか姥捨て山だと負い目があるからかもしれません。

自分で施設を選び、行けるときにには行く。どちらも共倒れになることだけは回避しないといけないのです。

一生懸命面倒をみて、お世話するほうも疲れ切ってしまう。

介護者が「疲れた」と思うときは、まず、肉体を休め、癒すことからはじめなければいけません。

精神的にも追い詰められ「面倒をみるのにつかれた」と思ったときには、心よりも先に、肉体に、ものすごい疲労が蓄積されているのです。ですから、限界だと感じたら、デイケアやほかの家族などにお願いして、自分自身を休めることが必要です。

介護には「冷静な分析と理性」が必要なのです
自分のエナジーチャージをするのはお互いのためになるのです


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これはあるカウンセラーさんのお話です。

私ごとですが前にも書いたように介護経験があります。
母を在宅介護したいと思ったのは、よそ(病院や施設)のご飯を全然受け付けない母の身を案じたことからでした。まず体力を回復させてから、大変になったときに施設にお願いしよう、と思っていました。

確かに母は十キロ以上太って元気にはなりました。しかし、独りでみていましたので精神的にも肉体的にも負担はとても大きかったです。確かにデイケアもつかい、身内にお願いして休息もしていましたが「まだ、がんばれる、まだがんばれる」と思っているうちにやはりMAXに達してしまいました。

これから高齢化が進む時代です。私がおかれたその当時より格段に状況は変わってきていますが、もし介護する立場にたっても困らないように、最低限の心得は必要なのではないかと振り返って感じています。


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1968年六月生まれ
倉敷市出身、現在は福岡市在住。
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