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認知症について⑥

2012.12.16 10:33|特集
皆さんおはようございます。

早いもので今年も残り1か月切りましたね。
皆さんにとって今年はどんな年でしたか?

今年は事件、事故がとても多い年でした。
来年こそは事件、事故がない穏やかな年になることを願うばかりです。


それでは今回もトトロ氏にお話ししてもらいましょう。




皆さん、おはようございます。


もう少ししたらクリスマスですが、今年はなんか気のせいでしょうか。
ケーキの宣伝がとても少ない気がするのですが・・・・
世の中不景気だということがこれからもわかりますね。


それでは今回も前回に引き続き認知症のことを解説していきましょう。




前回は、認知症の周辺症状とその要因の関係についてふれてきました。

今回も、前回の続きを解説していきたいと思います。



認知症の周辺症状には前回お話しした通り沢山ありますが、その中で代表的な周辺症状

・攻撃的言動・拒否

・妄想

・幻覚

・俳諧・帰宅願望

について関係要因及び対処法について解説したいと思います。



攻撃的言動・拒否

この症状は読んで字のごとく、他人に対して暴言的な言葉を吐いたり、拒否することです。
この症状は主に自分をとりまく事態の展開に対してうまく理解できないことから不安感・恐怖心を感じその反応としてこのような結果が生まれると考えられています。また脳の細胞変化により性格が変容することで暴力行為が出現することが考えられます。

関係要因とその対処法は次の通りです。


職員側の言動に課題がないか接し方を徹底的に見直すこと

本人に「味方」であることを伝える。

攻撃的言動の背景にある不満、怒り。恐怖・恐怖・過去の悔しさが暴力に出てくること多いのでその原因を探ることが大切

無理強いをさけ、時間をおいて落ち着いたところで再び声をかける



妄想

妄想とは現実には起こっていないことを起こっていると確信する考えのことです。
代表的なものに「もの盗まれ妄想」があり、自身の欲求が満たされないこと(話を聞いてほしい、頼りにされたい、自分自身も社会的役割がほしい、聞いてほしいなど)を身近な人を攻撃することで解決しようとする「自己防衛感情」という機能が働いているものと考えられています。また環境も大いに関係しています。



関係要因とその対処法は次の通りです。


否定したり、説得しないこと

ないという事実を受け止めて一緒に探す

日ごろから物をしまう場所などを観察把握しておく

なるべく本人自身が探し出せるように導く

妄想は何もすることがないと出現しやすいことを理解し、日中の時間の過ごし方を豊かにする(作業に集中させる)

部屋を明るくする、壁のシミを取っておく



幻覚

実際にないものがあるように見えたり(幻視)、聞こえないものが聞こえる(幻聴)など頭の中で思い浮かんだものが現実との区別がつかなくなることで起きます。、これらは不安や寂しさなどの精神的な要因から起こるのではないかと考えられています。


関係要因とその対処法は次の通りです。

誤認つながるような環境(光・影・壁のシミ等)を排除する

不安・恐怖・困惑を感じているサインを早めにキャッチし、なるべく独りにしない。

発症時は短時間でもゆっくり寄り添う時間を確保する

発症時は場所を変え刺激的な音や光を避けて静かな環境でしばらく過ごす(とくに大きな音や人口の光は大敵です。なるべく自然光を取り込み、穏やかな声で話しかけてください)



徘徊・帰宅願望


徘徊とは「目的もなくうろうろと動き回る行動」を言いますが、実際には何かしらの目的・理由があり、その目的に向かっていこうとする行動であるととらえることが重要です。
周囲の状況が理解できず、どのように行動してよいか、判断がつかないため歩き回る場合や、当初は目的があったのに歩き回ってるうちに差からなくなっている場合、便秘などの身体的要因や、今ここにいるということになじめない居心地の悪さ、充実感を得られない生活など、精神的要因が引き金となっていることが多いです。


関係要因とその対処法は次の通りです。


徘徊を意味とある行動だととらえ、その目的を理解できるようまずは制止したり、困った表情をせずに可能な限り一緒に構想してその背景を考える

徘徊に至る要因(排せつなどの身体的状況や精神的な不安、環境の不備)を探る

人間関係(利用者・職員など)の調整をし、本人にとって居ごこちの悪さを解消する

今ここにいる意味や目的、本人の楽しみや役割が見いだせるような過ごし方を支援する

行方不明などリスクに備え、服装の確認、連絡先の携行など事前対策を講じておく


以上代表的な症状とその要因の関係、また対処法をお話ししてきましたがいかがでしたでしょうか。

周辺症状とはは自分で何とか克服・対処しようとする姿であり・又私たちに何かを伝えようとするメッセージなのだということを忘れないでください。




次回は認知症の人の気持ちについて解説していきたいと思います。












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1968年六月生まれ
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