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介護サービスとメンタル面向上①

2015.01.31 10:04|あすかの小部屋
皆さん、おはようございます。

最近寒い日が続いています。またインフルエンザの流行も最盛期を迎え、気を抜けない日々を
過ごしておられる方も多いのではないでしょうか?また、花粉症もそろそろ対策が必要な時期です。
何事もないよう、乗り切っていきたいですね。

それでは、今回も本題に入りましょう。
今回もあすかがお届けします。

さて。
福祉の世界では本年は「法律の改正」で、様々な対応におわれる一年です。
どの年の改正でもいえることは、「質の向上」が必ず、かかげられているということですが、しかし、「質の向上」といわれて、具体的に思いつくものとすればなにがあげられるでしょうか?
「教育の質の向上」が一番頭に浮かぶのではないかと思います。

しかし、質の向上に必要なものは「知識」ではない、と、私は感じています。
知識はインターネットが発達している現在では、「検索」で簡単に手に入れることが可能だからです。

それでは何か?
感性(メンタル)の向上です。人柄の向上といいかえることもできますし、想像力や俯瞰的で客観的なものの考え方ができるようになること、ともいいかえられるでしょう。
鍛えるべきところで大切なのは、ハードではなく、ソフト面なのです。しかし、メンタルの先生といっても浮かばないよ、と言われる方も多いと思います。

メンタル面の向上の教師はひとえに「現場の利用者」であり、「介護家族」につきるのではないかとおもいます。
また、日ごろ接している人々全てが、かけがえのない「先生」なのだということ。
ひとを育てるのは、結局は、ひとだということ。
ともすれば「業務」のみに追われて、忘れかけているのが現状ではないでしょうか?

たとえば、「売上の上がらないお店」の質の向上には「顧客アンケート」がしばしば使われるように、居宅ならば、「利用者家族」に「アンケート」を行うということも、時には必要ではないでしょうか?

苦情や要望にこそ、「向上」の種が沢山あるからです。家族としては、身内がお世話になっている以上、不満があっても、なにかあれば、追い出されるのではないかという気持ちから、なかなか本音がいえないのが現状です。
その本音は、時として「教師」となり、スタッフを育てる糧になり得ると思うのです。

また、アンケートを行うということは、決してマイナスではありません。利用者家族としては、日ごろ抱えている
自分たちの思いを聞き入れて、改善する意思があるところでよかった、という信頼感につながりやすく、普段スタッフが気づかなかった様々な事が見えてくるひとつの手段になり得るものだと思います。

今回、ケアマネさんの質の向上も法改正により盛り込まれておりますが、ケアマネさんが接しておられるのも「利用者家族」です。

この続きに関しては次回に譲りたいと思います。


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ストレスと相手への思いやり

2015.01.24 11:10|あすかの小部屋
みなさん、こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。

今年、九州は穏やかな気候です。今日、明日は13~16度でぽかぽか陽気のようです。
これだけ、暖かいとどこかに出かけたくなるのはトトロだけでしょうか。

しかし反対に、東北、北海道は吹雪が大変です。
早く収まることをお祈りいたします。

では早速本題に入っていきたいと思います。

今回もあすかがお届けします。

最近沢山の方々と交流させていただく機会を、昨年いただきました。

私事ですが、その方々の出会いを通じて、「自分の中心」、「自分にとっていちばん大切なものは何か」、ということをさんざん考えさせられました。

であった方々は、異種業ですし、境遇もそれぞれ違います。なので、時にはぶつかることもトラブルもあったのですが、本当に良かったと思えたのは自分が「福祉」という分野に携わっているありがたさでした。

それは、自分がどんな境遇であっても、常に「痛み」を「悼み」を教えてくれる方々がおられるということです。
常に、福祉という分野は精神的にも向上していける分野ではないかと、あらためて思いました。

しかし、それは古い付き合いでも、すくなからずあるものだと思います。こんなことがありました。
昨年の年末のことです。

古い付き合いの友人がいて、精神病の患者です。精神的に病んでいる、ということは、いわゆる普通の人からいえば、「差別の対象」になってしまうわけです。どうしても、差別をさけるために、付き合いも限られてきますが、友人は幸いにも普通の生活をしており、今、社会復帰に向けて頑張っています。

家族の理解に恵まれているので、比較的病状も安定しており、付き合いも自然と長くなっております。
最近、社会に近い「作業所」で働いているのだと聞かされ、とても充実している様子だったのですが、何かの拍子に、二人の共通の趣味の話になり「最近私がショックだった」という話を友人にしたのです。
しかし、スルーされてしまい、とても戸惑いました。

今までの作業所では、いろいろなことがあったそうです。今はストレスフリー自分がいわゆる「幸せ」だと、極端に言えば「ひとがどうであれ、どうでもいい」わけなのだと思いました。
しかし、それは誰もが一度は経験している事だと思います。

いつもなにかしら心身に痛みをかかえ、問題に直面している方に接していると「本当にじぶんにとって今最優先課題、大切なものは何か?」ということを常に突きつけられている状態ですので、ストレスがかかる反面大切なものを見失うリスクは他業種にくらべて少ないのではないかと思います。

人それぞれだと思いますが、過酷な現場に携わっているからこそ「はかりしれない恩恵」も対価としていただける。本当に今それを実感しております。



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PM2.5の影響

2015.01.18 11:59|あすかの小部屋
皆さん、こんにちは。
いかがお過ごしでしょうか。

今年初めての投稿です。
昨年は、沢山の方に読んでいただき本当にありがとうございました。
今年もどうぞよろしくお願いします。

さて、今回はあすかの小部屋をお届けします。

この頃pm2.5・・・(超微粒子)が、世間でもとりあげられるようになりましたね。
私は、ずっと土壁の家に住んでおりましたが、最近まではなんともありませんでした。

しかし、ここ数年、「pm2.5」によって、年に数回ダウンするようになりました。
はじめは、風邪かな?と思っていたのですが、お医者さんの診断では、pm2.5が、アレルゲンとなり悪さをしているそうです。

なので、体調が悪いときはすぐ、「風邪薬・・・総合感冒薬」を飲まないほうが良い、と注意を受け、念のために必ず、平熱であればこそ病院に行くように(内科でよいそうです)言われました。
(のどの痛みがあるのに、平熱のような場合)

また、アレルギー症状(喉の痛み・炎症・だるさ等もそのようです)から喉なら喉の炎症だけを治療するお薬を処方してもらわないといけないそうです。

最近パソコンで「pm2.5」の飛散状況等みたのですが、全国に広がっていて九州だけではないようでした。

また一旦アレルギーをおこしたら、どんなに微量でも少なからず影響を受けるのだそうです。高齢者の方は注意が必要だと感じました。

たとえば声がかれたり、耳が突然かゆくなったり、些細なことですが、それもPm2.5の影響です。(小さなアレルギー反応だとのこと)

また、九州は火山の影響で灰が風に乗って飛散しているのでなおさら。

高齢者のお宅や施設等できるかぎり「空気清浄器、加湿器」の備えを万全にしておくべきではないかと感じました。
現にある県では「空気清浄器、加湿器の備えに関する」通達をだしているとも聞きました。

どうぞ万全の備えでこれからの季節を乗り切ってゆかれますように。
この体験をシェアしていただけたら幸いです。


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Author:トトロ氏
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1968年六月生まれ
倉敷市出身、現在は福岡市在住。
妻(あすか)と娘たち(猫二匹)と暮らしています。
高齢者福祉にたずさわって十六年になります。
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