情報開示とボランティア
2014.08.10 11:22|介護 福祉|
皆さん、こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。
もうお盆休みに突入です。トトロの事務所も明後日からお盆休みです。
やったア~もう少しで休みに入るぞォ~どこに行こうか、などと浮かれている今日この頃です(笑)
皆さんは、どんなお盆休みにしますか
さて本日も本題とまいりましょう。
前回は、情報漏えいについてお話ししてきましたがいかがでしたでしょうか。
今回はそれに関連して情報開示とボランティアと題してお話をすすめていきたいと思います。
トトロの働いている事務所には、以前デイサービスのボランティアスタッフとして働いていた女性がいます。
その体験談を通して情報開示の仕方如何で時には介護サービス事業所で働いているスタッフの離職率につながってしまう、そんな例をあげていきたいと思います。
以下の記事を読んでいただきたいと思います。
ボランティアとしての体験をつづっておりますが、周りにもボランティアをしたい、 という方がとても増えてきているように感じます。
では、具体的にはどういう手順をふめばいいのか?
案外それだけでも、あいまいな感じがして戸惑ってしまう方も多いようにも感じています。
それで、ボランティアをするにあたって当初感じたことを書きたいと思います。
まず、ボランティアをするには
●情報を流している公的な団体に、問い合わせるか、行政機関に問い合わせる
●そういうところで面談をして、話をすすめる。
これは都道府県で大きく違うと思われます。例として、福岡市を取り上げたいと思います。
福岡市もネットや行政機関で相談やマッチングを行っています。
ボランティアとして登録すると、ボランティアの「募集」情報が送られてくるようになっており、
してみたい、と思ったら問い合わせる。このようになっているのですがしかし、その「ボランティア募集情報」は
いたって「簡略」です。 例えば、「障害者の皆さんと清掃の仕事を手伝ってほしい」この一行だけです。
では、清掃って、どういう清掃なのか、施設を綺麗にすることなのか?
トイレ掃除もあるのか?
それとも大勢でゴミ拾いをする手伝いのことなのか?(精神科の方ではよくあるのです)
こういうことはまず情報としてはじめに受け取れないのです。
なので、面談や施設に行って知らされることがほとんどです。
トイレ掃除、大勢でのゴミ拾い・・なかには負担に感じる方もいらっしゃるでしょう。
だから、掃除、とだけ、開示しておくのかもしれません。
それから、施設の特徴など、通う『利用者さん』の病気について(老人保健施設も含む)正しい知識をどれだけ「事前講習」としてもらえるのか?が大切ですし、なければ聞いておく方がよいと思います。
ただ、知らなければならない最低限の知識の開示は伝えたとしてもどうやらどこでも「簡単」なようです。
では、ここでは簡単に開示してもらったとして、ボランティアが次に直面することについて取り上げてみましょう。
絵手紙のボランティアを施設ですることになったとします。対象は元気なお年寄りで、できる方のみ、という打ち合わせ。
どこも施設は認知症の方がほとんどで、軽度の方は正常の方と見分けがつかないので「げんきなお年寄り」と福祉施設では認識されています。
では、どういうリスクがあるのでしょう?
たとえば、お年寄りが、絵の具をつい、手についたからと、思わずなめてしまった。
(今の絵の具は「安全」だと思いますが)、それで気分が悪くなった!とお年寄りが気分を損ね、 怒り出したら?
これはありえない話ではありません。皆さんならどうされるでしょうか?
アンサーのバトンは皆さんにあずけます。
このトラブルに対して、施設側が双方にどういう対応をするのか、でも変わってくるでしょう。
以上、日常で起こり得ることについて、このようにざっと書いてきましたが、
施設側の対応によっては、ボランティアをやめる人もでてくると思うのです。
いずれにせよ、
「情報の開示」と「知っておくべき事柄を伝えておくこと」
「事前に知っておくこと」
当たり前のことですが、とっても大事だと思います。
いかがでしたでしょうか。情報開示は時にはスタッフの離職にも悪影響を与えてしますのです。
今回の例はボランティアでしたが、これは何もボランティアに限ったことではありません。
事業所の職員にも言えることなのです。
面談時、採用面接時の説明責任(=アカウンタビリティー)が義務付けられています。
説明責任がいかに大切かお分かりいただけたでしょうか。
トトロの仕事部屋では介護スキルアップに役立つセミナーを開催しています。
良ければ寄ってみてください。
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もうお盆休みに突入です。トトロの事務所も明後日からお盆休みです。
やったア~もう少しで休みに入るぞォ~どこに行こうか、などと浮かれている今日この頃です(笑)
皆さんは、どんなお盆休みにしますか
さて本日も本題とまいりましょう。
前回は、情報漏えいについてお話ししてきましたがいかがでしたでしょうか。
今回はそれに関連して情報開示とボランティアと題してお話をすすめていきたいと思います。
トトロの働いている事務所には、以前デイサービスのボランティアスタッフとして働いていた女性がいます。
その体験談を通して情報開示の仕方如何で時には介護サービス事業所で働いているスタッフの離職率につながってしまう、そんな例をあげていきたいと思います。
以下の記事を読んでいただきたいと思います。
ボランティアとしての体験をつづっておりますが、周りにもボランティアをしたい、 という方がとても増えてきているように感じます。
では、具体的にはどういう手順をふめばいいのか?
案外それだけでも、あいまいな感じがして戸惑ってしまう方も多いようにも感じています。
それで、ボランティアをするにあたって当初感じたことを書きたいと思います。
まず、ボランティアをするには
●情報を流している公的な団体に、問い合わせるか、行政機関に問い合わせる
●そういうところで面談をして、話をすすめる。
これは都道府県で大きく違うと思われます。例として、福岡市を取り上げたいと思います。
福岡市もネットや行政機関で相談やマッチングを行っています。
ボランティアとして登録すると、ボランティアの「募集」情報が送られてくるようになっており、
してみたい、と思ったら問い合わせる。このようになっているのですがしかし、その「ボランティア募集情報」は
いたって「簡略」です。 例えば、「障害者の皆さんと清掃の仕事を手伝ってほしい」この一行だけです。
では、清掃って、どういう清掃なのか、施設を綺麗にすることなのか?
トイレ掃除もあるのか?
それとも大勢でゴミ拾いをする手伝いのことなのか?(精神科の方ではよくあるのです)
こういうことはまず情報としてはじめに受け取れないのです。
なので、面談や施設に行って知らされることがほとんどです。
トイレ掃除、大勢でのゴミ拾い・・なかには負担に感じる方もいらっしゃるでしょう。
だから、掃除、とだけ、開示しておくのかもしれません。
それから、施設の特徴など、通う『利用者さん』の病気について(老人保健施設も含む)正しい知識をどれだけ「事前講習」としてもらえるのか?が大切ですし、なければ聞いておく方がよいと思います。
ただ、知らなければならない最低限の知識の開示は伝えたとしてもどうやらどこでも「簡単」なようです。
では、ここでは簡単に開示してもらったとして、ボランティアが次に直面することについて取り上げてみましょう。
絵手紙のボランティアを施設ですることになったとします。対象は元気なお年寄りで、できる方のみ、という打ち合わせ。
どこも施設は認知症の方がほとんどで、軽度の方は正常の方と見分けがつかないので「げんきなお年寄り」と福祉施設では認識されています。
では、どういうリスクがあるのでしょう?
たとえば、お年寄りが、絵の具をつい、手についたからと、思わずなめてしまった。
(今の絵の具は「安全」だと思いますが)、それで気分が悪くなった!とお年寄りが気分を損ね、 怒り出したら?
これはありえない話ではありません。皆さんならどうされるでしょうか?
アンサーのバトンは皆さんにあずけます。
このトラブルに対して、施設側が双方にどういう対応をするのか、でも変わってくるでしょう。
以上、日常で起こり得ることについて、このようにざっと書いてきましたが、
施設側の対応によっては、ボランティアをやめる人もでてくると思うのです。
いずれにせよ、
「情報の開示」と「知っておくべき事柄を伝えておくこと」
「事前に知っておくこと」
当たり前のことですが、とっても大事だと思います。
いかがでしたでしょうか。情報開示は時にはスタッフの離職にも悪影響を与えてしますのです。
今回の例はボランティアでしたが、これは何もボランティアに限ったことではありません。
事業所の職員にも言えることなのです。
面談時、採用面接時の説明責任(=アカウンタビリティー)が義務付けられています。
説明責任がいかに大切かお分かりいただけたでしょうか。
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