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職員研修の重要性について③

2014.06.29 10:44|介護 福祉
みなさん、こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。

全国的に気候がおかしくなっています。先週は東京でひょうが降ったとか。雷もすごかったらしいですね。
今年は九州北部に関してはやっと通常の梅雨に戻ったような気がします。
でも南部はすごいらしいですよ。
今年の夏はどうなるのでしょうか。いやはや心配が尽きないこの頃です。

さて今回も本題とまいりましょう。

前回は職員研修の重要性について皆さんと一緒に考えてきました、今回もその件に関してトトロの考えも交えて投稿していきたいと思っています。

前回は職員の受講意欲について投稿してきましたがいかがでしたでしょうか。
ちょっと厳しいことも投稿しましたが、これが研修を担当しているトトロの思うことです。

ところで研修はスタッフのスキルアップだけでなく、外部の人に対しても、影響を与える場合もあります。

その中で特に今問題になっている情報開示の件があります。
トトロの働いている事務所には以前、デイサービスセンターにてボランティア活動をしていたスタッフがいます。

ホームページに「ボランティア体験記」のページに活動を通じて感じたことをまとめています。
情報開示に関する記事を以下に抜粋します。
ボランティアとしての体験をつづっておりますが、周りにもボランティアをしたい、
という方がとても増えてきているように感じます。
では、具体的にはどういう手順をふめばいいのか?
案外それだけでも、あいまいな感じがして戸惑ってしまう方も多いようにも感じています。
それで、ボランティアをするにあたって当初感じたことを書きたいと思います。

まず、ボランティアをするには

●情報を流している公的な団体に、問い合わせるか、行政機関に問い合わせる
●そういうところで面談をして、話をすすめる。

このような流れを皆さん、少なかれ踏んでいくのですが、問題だと感じるのは
ボランティア活動、の具体的な情報開示が少ない
ということです。

これは都道府県で大きく違うと思われます。例として、福岡市を取り上げたいと思います。

福岡市もネットや行政機関で相談やマッチングを行っています。
ボランティアとして登録すると、ボランティアの「募集」情報が送られてくるようになっており、
してみたい、と思ったら問い合わせる。このようになっているのですがしかし、その「ボランティア募集情報」は
いたって「簡略」です。
例えば、「障害者の皆さんと清掃の仕事を手伝ってほしい」この一行だけです。

では、清掃って、どういう清掃なのか、施設を綺麗にすることなのか?
トイレ掃除もあるのか?
それとも大勢でゴミ拾いをする手伝いのことなのか?(精神科の方ではよくあるのです)

こういうことはまず情報としてはじめに受け取れないのです。
なので、面談や施設に行って知らされることがほとんどです。

トイレ掃除、大勢でのゴミ拾い・・なかには負担に感じる方もいらっしゃるでしょう。
だから、掃除、とだけ、開示しておくのかもしれません。

それから、施設の特徴など、通う『利用者さん』の病気について(老人保健施設も含む)正しい知識をどれだけ「事前講習」としてもらえるのか?が大切ですし、なければ聞いておく方がよいと思います。
ただ、知らなければならない最低限の知識の開示は伝えたとしてもどうやらどこでも「簡単」なようです。

では、ここでは簡単に開示してもらったとして、ボランティアが次に直面することについて取り上げてみましょう。

絵手紙のボランティアを施設ですることになったとします。対象は元気なお年寄りで、できる方のみ、という打ち合わせ。

どこも施設は認知症の方がほとんどで、軽度の方は正常の方と見分けがつかないので「げんきなお年寄り」と福祉施設では認識されています。

では、どういうリスクがあるのでしょう?
たとえば、お年寄りが、絵の具をつい、手についたからと、思わずなめてしまった。
(今の絵の具は「安全」だと思いますが)、それで気分が悪くなった!とお年寄りが気分を損ね、
怒り出したら?
これはありえない話ではありません。皆さんならどうされるでしょうか?
アンサーのバトンは皆さんにあずけます。

このトラブルに対して、施設側が双方にどういう対応をするのか、でも変わってくるでしょう。
以上、日常で起こり得ることについて、このようにざっと書いてきましたが、

施設側の対応によっては、ボランティアをやめる人もでてくると思うのです。

いずれにせよ、
 「情報の開示」と「知っておくべき事柄を伝えておくこと」
 「事前に知っておくこと」

当たり前のことですが、とっても大事だと思います。

今回は行政の対応のまずさを記載していますが、このことは、事業所内部にも言えることではないかと思います。

後でスタッフに聞きましたが、事前にボランティアに対する打ち合わせはなかったといいます。
また、具体的なボランティアの活動内容も開示がなかったといいます。
そして、活動していくうえで事業所に対する不信感が増していったといいます。

情報開示がないことは最悪の場合、介護事故につながり最悪の場合、裁判に持ち込まれる危険性を十分にはらんでいるのです。

情報開示の重要性に関してのセミナーを受講することにより職員に重要性を認識させていれば、ボランティア活動する人にも安心していただけると思います。


いかがでしたでしょうか。セミナー受講の重要性は、スタッフ本人だけでなく外部の人に対しても大きな影響を与えることがお分かりだと思います。


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職員研修の重要性について②

2014.06.21 10:54|介護 福祉
みなさん こんにちは。
日に日に暑くなってきていますが、いかがお過ごしでしょうか・

ん先週、研修でトトロは熊本に出張に行きましたが、とても暑かったです。
反対に鹿児島では豪雨になっているらしいです。九州内でもこんなに気候が違うのですね。


では、今回も本題とまいりましょう。

先週は、職員研修の重要性を投稿してきましたがいかがでしたでしょうか。

今回もその件について、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

トトロも研修を開催していると、受講生のいろいろな面が見えてきます。
必ず、講義終了後にアンケートをお願いしていますが、そこから見えてくるのは

本人に知識を吸収する意欲があるかどうか

これによって、セミナーの評価が非常に違ってくるというものです。

意欲がある方は、分からない点が分かってよかったと満足していらっしゃいますが、ただ、上司に言われるままに来ている方は意欲がなく、セミナーの評価もひどいものです。
なかには、t独り言を言っている、自分はこんなことを知っている!高い受講料を払う価値がない!レジュメに誤字脱字がある、詐欺だ・・・・など重箱の隅をつつくといったとんでもない評価が返ってきます。


セミナーは事業所の評価を高めるため、職員の技術を高めるため、スキルアップを図るためにあるのです!せっかく、お金を払ってきているのですから、本人に学習意欲がないなら、受講しても何ら効果はありません。

スキルアップを図りたいという意欲があるかどうか

これによってセミナーの受講高価は大きく違って来るのです。


セミナーを受講する前に確認していただきたいのは、果たして自分はこのセミナーを受講したいのかということです。
意欲がなければ、受講しても何も効果がない!この箏を頭の隅に入れていただきたいと思います。


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職員研修の重要性について①

2014.06.15 11:16|介護 福祉
皆さん、こんにちは いかがお過ごしでしょうか。

最近天候が本当に編ですね。皆さんのお住まいの地域ではいかがですか。
東京より北はひょうがまったり豪雨になったり・・・・

さて では今回も本題とまいりましょう。

今回は、前回まで管理者に求められる条件について投稿してきましたが、それに関連して介護事業所に勤めているスタッフの研修の重要性について皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

今回は、介護専門職として働いている方向けに書いています。一般の方にはちょっとピンと来ないかもしれませんが、その点についてはご了承いただきたいと思います。


さて、研修はなぜ、必要になってくるのでしょうか?
①業務に必要な技術を身に着けるため
②知識を習得することで心に余裕を持たせる


①に関しては皆さんご承知のことだと思います。

しかし、実は②に関しても重要な意味を含んでいるのです。

心に余裕が出てくると、
・周りに対して(スタッフ、利用者)に気遣うようになる。
・スタッフ同士ではねぎらいの言葉をかけることができるようになり、コミュニケーションがスムーズにいくようになる。
・利用者にも、スタッフの様子が伝わり、事業所全体に潤いが生まれる。

新しく入ったスタッフ、またスタッフのスキルアップのためにとかく研修が必要だと言われています。
国も「介護の質」を政策目標に掲げ、事業所収入に反映させています。

今までの勤務経験から研修の目的は実は②ではないかなとトトロは思うのです。

研修を受けることでコミュニケーションもうまくいくという図式が成り立つような気がします。

しかし実際の介護現場は、研修が必ずしもできていないというのが実情のようです。
主な原因は以下の通りです。

・研修をする時間的余裕がない
・自分の事業所で研修ができればよいが、知識がないのでできない→外部に頼むとしても金銭的余裕がない

トトロは今までの勤務経験からまだまだ事業所が、セミナーを受けることによる技術、知識の取得が実は、コミュニケーションの円滑化につながるのだということを気付いていただけたらと思います。

そうすることで、事業所全体が潤うようになるのではないでしょうか



次回も研修の重要性について、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

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福祉事業所の管理者に求められる条件について⑤

2014.06.08 11:43|介護 福祉
皆さん、こんにちは、いかがお過ごしでしょうか。

福岡もとうとう梅雨入りを果たしました。毎日じめじめ、蒸し暑いです。
今年は冷夏になるといいますが、本当でしょうか。

暑さに苦手なトトロとしては、早く夏が過ぎて秋がやってこないかなア~と思っている今日この頃です(気が早い?)。


さて今回も本題に入りましょう。

前回は、管理者の求められる条件としてスタッフ採用の雇用面での求められる条件について投稿してきました。
今回もその件に関して触れていきたいと思います。

前回、ボランティア体験記での経験談を引用しましたが、(まだ見られていない方は前回、6月1日「管理者に求められる条件④」を参照)、トトロもまさに管理者に求められる条件はその通りだと痛感しました。

トトロは16年近く、福祉施設(デイサービス、有料老人ホーム)に勤めてきましたが、そこでは、介護職員の慢性的な人材不足からとにかく即戦力を求めてていた気がします。

スタッフ募集の場面で問いあわせるとほとんどの企業から勤務年数を採用担当者に伝えるとぜひ来てほしい!と言われたのを覚えています。

このことは、福祉業界だけに限らず、他の職種にも言えることですが、今人材を育成しない担当者が多くなりコンビニ志向が強くなっていることを感じてなりません。

また前のブログでも申し上げましたが、
自分の事業所のプラス面だけでなく、マイナス面も相手に話す。
このことがとても重要なことだと思います。


経験はそこそこあればいい。事業所内で人材育成すればいいのだから・・・・一見、研修にお金がかかるかもしれませんが、長い目で見れば、そういう企業こそ、顧客(福祉事業所でいえば高齢者)により良いサービスが提供でき、離職率も減ると思うのです。


去年のブログでもトトロの体験談で紹介しましたが、ある有料老人ホームで、事務職として採用されました。
しかし、ある時、勤務体系が勝手に入浴介助、夜勤も名やらなければならないことになっていたのです。

トトロは、上司にこのことを言いました。採用の条件と違うと思い雇用契約書にはこう書いていたのにと。
でもその上司の言葉はトトロをごまかすためにあれこれとうまいことをいってきました。
結局、その上司が信用できなくなり、入職後1週間で辞めたのです。

結局その企業の求めていた人材とは事務はもちろん、入浴介助、夜勤など、事務職としてはもちろん、介護職のできる人、夜勤もできる人、しかも経験豊富な人を求めていたのです。

いかがでしたでしょうか。相手に一見不利と思うようなことも伝えないと、離職率が高くなってしまうこともうなずけると思います。

管理者に雇用面で注意しなければいけないことをトトロが思うことを書いてみたいとおもいます。

①中途採用ならば、ある程度経験がある人を採用すること(必ずと言うことではない)(経験があるといっても1年程度あれば十分、2,3か月あればよい)
②即戦力、即戦力というな!
③スキルアップの研修を受けるシステムを用意していると応募者に伝えること
④事業所の経営に対する考え方、また利用者とどういう風に接しているのかと言うことを応募者に伝えるkこと
⑤笑顔が素敵な人を採用すること
⑥事業所にとってまた応募者にとって不利なことも伝えること
⑦技術面は少々なくてもよい、お年寄りを自分より上の位の偉い人なんだという認識を持っている人を採用すること

以上でしょうか


皆さんはどう思われますか。


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福祉事業所の管理者に求められる条件について④

2014.06.01 10:39|介護 福祉
皆さん、こんにちは。 いかがお過ごしでしょうか。

ここ最近、急に暑くなってきましたが、体がダウンして居してませんか。
福岡でも30度を超えました。加えてPM2.5と交差が大量に飛来して、ダブルパンチです。

トトロは体がついていけません。いったいどうなっているのでしょうか。


それでは今回も、本題とまいりましょう。

前回まで3回に分けて、管理者に求められる条件として、投稿してきましたがいかがでしょうか。

前回は、ボランティア体験記として、実際にデイサービスで活動していた視点から気付いたことをつづった記事をご紹介してきました。

実はトトロも前回の文章の内容そのままのことが雇用面で管理者に求められると思われます。

今福祉の業界では3Kと言われ、離職率がとても高いのです。(これについては以前ご紹介しました)

福祉の業界では、分業が全くとっていいほどできていないのが実情です。
これは、医療機関が母体の福祉施設(老人保健施設、特別養護老人ホームなど9はかなり分業がなっていますが、
民間の株式会社が母体となっている事業所(デイサービス、訪問介護、有料老人ホームなど)は介護、事務、送迎・・・何でも一人でこなさなければいけないのが実情です。

また事務職員が夜勤をしなければいけないことも多々あります。

スタッフの採用の際に、本来の業務だけでなく、その他のこともしなければならない、このような箏をしなければいけない理由はなぜなのか。夜勤もしなければいけない箏も多々出てくるがそれでも良いか・・・・

という、一見すれば事業所にとってマイナスともいえる情報を応募者に伝えている事業所は、極度に少ないと今までの勤務体験からそう思われます。

応募者に伝えないのはなぜなのか、ただでさえ人材不足が問題視されているのに、事業所・応募者双方にとってマイナスの情報を伝えると、応募者は去って行ってしまうと思ってしまうのです。

でも、マイナスの情報を知らないままで応募者がスタッフとして施設に入ったとしても、「自分が思っていたのと全然話が違う!」と言ってすぐ去ってしまうでしょう。

離職率を下げtるためには、管理者がお互いのマイナスの情報を躊躇なく応募者に伝える!

これが大切だと思います。

たしかに、マイナスのことを応募者に伝えたら、なかなかスタッフは集まらないかも知れません。しかし、いったん、スタッフが入るとなかなか、辞めないというのも事実です。

また逆に言うと、それだけこの仕事に真摯に向き合っている、事業所にとってなくてはならない人材になってくる・・・
長い目で見れば、事業所にとってプラスとなるのです。

また事業所にとってマイナスのことを、応募者に伝えるということは、それだけ事業所の信頼も得るのです。

トトロも、やはり、事業所にとってプラスの面だけでなく、マイナスの面も伝えてくれたほうがその事業所を信頼できますが・・・・・

皆さんはいかがお考えでしょうか。


次回もこの雇用面で管理者に求められる条件について考えていきたいと思います。


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1968年六月生まれ
倉敷市出身、現在は福岡市在住。
妻(あすか)と娘たち(猫二匹)と暮らしています。
高齢者福祉にたずさわって十六年になります。
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