ブラック企業について②
2013.02.17 10:53|なるほど豆知識|
皆さん、おはようございます。
寒い日が続いていますが、体調はいかがでしょうか?
もう少しで春です。もうしばらくの辛抱です。
体調管理には注意しましょう。
それでは今回もトトロ氏にお話ししてもらいましょう。
皆さん、おはようございます。
寒い日が続いていますね。みなさん、毎日熟睡できていますか。
トトロは掛布団の調整がうまくできず、時たま寝れない日があります。
困りますよねェ~もう少し最低気温が上がってくれればと思います。
それでは今回も前回に引き続きブラック企業について話を進めていきましょう。
前回の解説でブラック企業のことは大体、理解できたと思います。
ここでトトロが体験した事例を以下に載せます。
今から10年近く前、トトロは福岡市のとある新規にオープンする有料老人ホームの事務職として採用されました。
この施設は以前学生寮でした。そこを小規模の有料老人ホーム(入所定員30名)としてリニューアルオープンするということでそこの事務職として採用されたわけです。
不信感を感じたのは勤務して2日目でした。
その時トトロは他のスタッフと一緒にオープン前の準備をしていました。上司からスタッフの名札(IDカード)を渡されたのですが、肩書が”介護スタッフ”となっているのです。
トトロはすぐその上司に尋ねました。「あの~、この名札、介護職と書いているんですけど~、介護職ではなく事務職として入ったんですが・・・・・」そう尋ねると「あ~あ、形だけだから・・・・」と軽くあしらわれてしまったのです。
その日はそれで終わりましたが。なんか変だな~と少々疑問に思ったことを覚えています。
しかしその次の日、スタッフの担当表を見ると、なんとトトロが入浴介助、週2回の夜勤の担当になっているのです!
なんで?なんで?と思いながら上司に尋ねました。
「どうして事務職として入ったのに、いつの間に介護職にさせられているのですか?面接時にそういう話は一言もなかったはずです!」
そう問い詰めると「いや~介護職といっても簡単だから、今入所している利用者が重症化したらここ(施設)から出っててもらうから大丈夫、難しい介護技術は必要ないから・・・」
トトロは言葉を失いました。「そういう問題じゃないだろ!あんたは利用者をただの道具しか思っていないのか!」
怒りがこみ上げてきました。
ココでももうやっていけない!そう判断したトトロは適当に理由をつけてその施設をすぐ辞めたのです。
今考えてもとんでもないことです。利用者をただの金ずるしか思っていない、しかも面倒なことには手を出したくない、楽して金を稼ぎたい そういう考えが見え見えです。
このケースに関しては10数年前のことですが、いまだに自分と違う職種に就かされてしまうことが多いようです。
なぜこのようなケースが発生してしまうのか。
それは面接時にチキンとした担当職種の職務内容の説明がないということです。
今の厚労省の雇用促進法には
「面接時、また入所時に職務内容について説明しなければならない」
ということが規定されておらず、努力規定どころか義務規定にもなっておらず、話さなかったとしても刑罰も課されていないということに問題があるのではないかと思うのです。
また「雇用契約書への職務内容の明示」
の規定はありますが、明示がなかったとしても、また就業予定の職務内容を明示していないとしてもなんら刑罰はないのです。
中には、雇用契約書自体を交付しないという企業もあります!
前回、今回とブラック企業のケースをお話ししてきましたが、いかがでしたでしょうか。
この企業にひかっからないためにはどうすればいいのか、面接時に何をチェックすればいいのかについて次回お話を進めていきたいと思います。
寒い日が続いていますが、体調はいかがでしょうか?
もう少しで春です。もうしばらくの辛抱です。
体調管理には注意しましょう。
それでは今回もトトロ氏にお話ししてもらいましょう。
皆さん、おはようございます。
寒い日が続いていますね。みなさん、毎日熟睡できていますか。
トトロは掛布団の調整がうまくできず、時たま寝れない日があります。
困りますよねェ~もう少し最低気温が上がってくれればと思います。
それでは今回も前回に引き続きブラック企業について話を進めていきましょう。
前回の解説でブラック企業のことは大体、理解できたと思います。
ここでトトロが体験した事例を以下に載せます。
今から10年近く前、トトロは福岡市のとある新規にオープンする有料老人ホームの事務職として採用されました。
この施設は以前学生寮でした。そこを小規模の有料老人ホーム(入所定員30名)としてリニューアルオープンするということでそこの事務職として採用されたわけです。
不信感を感じたのは勤務して2日目でした。
その時トトロは他のスタッフと一緒にオープン前の準備をしていました。上司からスタッフの名札(IDカード)を渡されたのですが、肩書が”介護スタッフ”となっているのです。
トトロはすぐその上司に尋ねました。「あの~、この名札、介護職と書いているんですけど~、介護職ではなく事務職として入ったんですが・・・・・」そう尋ねると「あ~あ、形だけだから・・・・」と軽くあしらわれてしまったのです。
その日はそれで終わりましたが。なんか変だな~と少々疑問に思ったことを覚えています。
しかしその次の日、スタッフの担当表を見ると、なんとトトロが入浴介助、週2回の夜勤の担当になっているのです!
なんで?なんで?と思いながら上司に尋ねました。
「どうして事務職として入ったのに、いつの間に介護職にさせられているのですか?面接時にそういう話は一言もなかったはずです!」
そう問い詰めると「いや~介護職といっても簡単だから、今入所している利用者が重症化したらここ(施設)から出っててもらうから大丈夫、難しい介護技術は必要ないから・・・」
トトロは言葉を失いました。「そういう問題じゃないだろ!あんたは利用者をただの道具しか思っていないのか!」
怒りがこみ上げてきました。
ココでももうやっていけない!そう判断したトトロは適当に理由をつけてその施設をすぐ辞めたのです。
今考えてもとんでもないことです。利用者をただの金ずるしか思っていない、しかも面倒なことには手を出したくない、楽して金を稼ぎたい そういう考えが見え見えです。
このケースに関しては10数年前のことですが、いまだに自分と違う職種に就かされてしまうことが多いようです。
なぜこのようなケースが発生してしまうのか。
それは面接時にチキンとした担当職種の職務内容の説明がないということです。
今の厚労省の雇用促進法には
「面接時、また入所時に職務内容について説明しなければならない」
ということが規定されておらず、努力規定どころか義務規定にもなっておらず、話さなかったとしても刑罰も課されていないということに問題があるのではないかと思うのです。
また「雇用契約書への職務内容の明示」
の規定はありますが、明示がなかったとしても、また就業予定の職務内容を明示していないとしてもなんら刑罰はないのです。
中には、雇用契約書自体を交付しないという企業もあります!
前回、今回とブラック企業のケースをお話ししてきましたが、いかがでしたでしょうか。
この企業にひかっからないためにはどうすればいいのか、面接時に何をチェックすればいいのかについて次回お話を進めていきたいと思います。
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